本校は、帯広市の南西部川西25号より日高山脈に至る約30km、売買川から戸蔦別間約6km、帯状に広がる戸数約200戸の純農村地帯の中に位置する学校です。小規模特認校制度の小学校で、帯広市街地に居住している小学生も通学することができます。
 校地内にある『どろんこ農場』(学校農園)での栽培や食育活動、馬との触れ合いによる命の学習、校区を流れる川の学習等、地域の特色を生かした教育活動を進めています。

(1)学校教育目標

 考える子(知) 豊かな子(徳) 強い子(体)

21世紀の担い手として,郷土を愛する豊かな心と創造性をもち,強い体と心でものごとを考え,未来社会を創りだす清川の子ども

 キャッチフレーズ
 ~笑顔あふれ 心あったか清川っ子~
  「清川小でよかった」           子どもの笑顔
  「清川小で学ばせてよかった」       家庭・地域の笑顔
  「清川小で仕事ができてよかった」     教職員の笑顔

(2)目指す学校像(令和6年度の重点教育目標)


 『子どもたち一人一人が主役として輝く学校』
 ~一人一人の自己有用感・自己肯定感を高める~


3)目指す子ども像

チャレンジ 「やってみたい」「まずやってみよう」という意欲をもち行動できる“清川っ子”
挨拶・感謝  「おはようございます」「さようなら」「ありがとう」が自然に言える“清川っ子”
思いやりの心「仲間への愛・学校への愛・地域への愛」をもった“清川っ子”

(4)令和6年度の学校経営の重点


 よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会とが共有し,それぞれの学校において,必要な学習内容をどのように学び,どのような資質・能力を身につけるようにするのかを教育課程において明確にしながら, 社会との連携及び協働により,その実現を図っていくという「社会に開かれた教育課程」が重要となります。

 その過程の中で,「何を理解しているか。何ができるか。」「理解していることやできることをどう使うか。」「どのように社会や世界と関わり,よりよい人生をおくるか。」という視点から,「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」を高め,「確かな学力」「健やかな体」「豊かな心」のバランスのとれた子どもの育成していく必要があります。

 
 新学習指導要領が完全実施され5年目を迎えました。コロナ禍も明け、求められる子どもの姿は、実現に向け進み出したところであり、今後の学校教育の在り方を示した『令和の日本型学校教育の構築を目指して』で示された、個別最適な学びと協働的な学び、この相互の学びを一体的に生かした、「主体的で対話的な深い学び」の実現を目指し、前進していかなければなりません。


 この2つの学びの形は新しいものではなく,これまでの教師から見た「個に応じた指導」を子どもから見た「個別最適な学び」へと視点を変換,これまでの「学び合い」を「子ども自らが協働で解決する学び」まで昇華させたものになります。子どもが学校の主人公であり,教師はその学びを支える存在であることを改めて示したものとなります。   
 次代を生きる子どもたちには,加速度的に変化する社会に順応しつつ,自分の未来社会の未来を自らが切り開いていく知恵と勇気が必要となります。

 清川小学校の子どもたちにも,自ら考え,判断し,主体的に行動すると共に,他者とかかわり,他者とつながることで,この地域からより大きな社会に出たときにも,より豊かに生きることができるように自分で道を切り開いていく力を育成していきたいと考えています。
 
 それらの実現のために、これまでの本校の教育を土台としつつ、小中一貫教育での目指す児童・生徒像も意識し、重点教育目標を「子ども一人一人が主役として輝く学校~一人一人の自己有用感・自己有肯定感を高める~」とし、子ども自身が自らの成長を実感できる教育活動の推進に努めて参ります。


令和6年4月8日  校長 新津 貴裕  

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航空写真